婚活オジサンの独り言

気ままに駄文を書いています。

アニメ「ゴールデンカムイ」3期2話(26話)スチェンカ

 

網走監獄から脱獄した刺青の囚人の1人である岩息舞治と対面。

杉元と岩息は握手をすることでお互いの実力を把握。

OPが終わり、スチェンカへの参加話を持ち出した酒場のマスター?から今度は岩息とのスチェンカ勝負で八百長を持ちかける。杉元はパヤパヤ頭のマスターの毛髪をむしり取りながら犬を返す様に話す。また、エノノカから聞いた樺太アイヌの窃盗への制裁方法なども実行しようとすると、マスターから杉元達が追うキロランケの情報が出てくる。そのため、杉元は「妙案がある」と言いスチェンカに参加し、岩息のグループと戦うことになる。岩息は自己表現的に暴力を使うために監獄に入れられたが、そこは暴力に溢れていて気に入っていたようだ。岩息が暴れると必ずち○ぽ先生こと牛山が看守等の代わりに止めにくる。(監獄側との裏取引的な物があった模様)それで寝技なら負けるが打撃なら勝つこともあるというかなりの強さである。

物語のなかで、素手での格闘だと、杉元、牛山はトップクラス。杉元とあまりやりあって無いが、月島、宇佐美辺りがそれに次、剣術込だと鯉登や二階堂辺りが同等に肩を並べるのかな?検証をしてないので個人的な漠然とした印象ですが。

そして、「もっと杉元さんを教えてくれ!」とか「全力で来て欲しい!」等と言いながら杉元との殴り合いが始まる。そして、杉元の様子が段々とおかしくなり、岩息がストリートファイター2ザンギエフファイナルファイトマイク・ハガーばりのダブルラリアットを見舞いし、4人同時攻撃に来ていた先遣隊を弾き飛ばしたあと、杉元が完全に理性を失い、岩息の顔面に蹴りを入れ倒したことで賭けが台無しになった観客が乱入し乱闘が始まる。空条承太郎スタープラチナばりのオラオラッシュを杉元がやったりと大混乱。さらに鎌とハンマーを手にした杉元が振り回し始めたので観客たちは逃走。杉元が「金塊」とつぶやいたことで目的を知った岩息もわかり合えると思った相手に騙されたと傷つき逃走。

しかし、逃走中にクズリに襲われてしまう。そこへ谷垣達が駆けつけクズリを一旦払い除け小屋に隠れる。だがこの小屋はロシア式サウナ「バーニャ」だったため、熱くて対策をねっていたはずなのになぜか全員で全裸になりサウナを楽しみ始める。

外にはクズリがいて暑くても出られずどうする?と言う時にまたなぜか岩息が焼石に水を注ぎ蒸気を発生させ、葉っぱのついた枝で空気をかき混ぜつつ谷垣、月島、鯉登を叩く。根比べをしようとするが、今度は3人同時に岩息を叩き始める。

一方、お喋りロシア人をの後をつけていたエノノカとチカパシ、リュウは上手いこと犬ぞりの犬を奪い返し逃走。その時に正気を失った杉元とバーニャ小屋にいたクズリがやってくる。驚いたエノノカが犬ぞりを急カーブをきらせたせいでチカパシは振り落とされる。そこにクズリが襲って来るが、チカパシが持っていた谷垣の銃で何とか噛みつかれまいとこらえる。そこに杉元までやってきて、今度は杉元がクズリと対峙する。

そのすきに銃に弾を込めようとするがうまくいかないチカパシを補助する形で谷垣が弾を込めから照準合わせ、射撃をチカパシとともに行う(全裸で)。二瓶から受け継いだ一撃必殺の射撃で何とかクズリを仕留める。そして、チカパシが「これが勃起」と二瓶から谷垣が教わり、さらに谷垣からチカパシに受け継がれるような形で二瓶式の狩りの考えが伝わる。

そうこうしてると、岩息が杉元と決着をつけようとやってくる。それを理性が無いながらも理解したらしい杉元は鎌と金槌を捨て、素手で岩息を殴りかかる。岩息は杉元の拳に自分にではない怒りが込められていると感じ、誰への怒りなのかを知ろうと杉元に語りかけながら拳を交わす。そこで杉元の中で赤ちゃんをおぶった梅子(梅ちゃん)、血のついた寅次と梅子の結婚式の写真の後にアシリパさんを思い出し「俺は役たたず」とつぶやく。それを聞いた岩息は「許してやりなさい。そんなにボロボロになるまで頑張ってるじゃないですか」と語りかける。ファンの間では岩息セラピーと呼ばれる名シーンである。アニメでは、梅子、寅次、杉元の細かい関係が語られて無いため、少し出てきて詳しくはよくわからない状態になっているためここでも梅子や寅次に対する後悔みたいなものは割愛されてしまったのは残念でしたが、アニメの表現、声優さんの演技でかなり惹きつけられるものでした。

それで、最後の一撃をお互いに出し、杉元のカウンターが見事に決まり岩息が膝をついたところで谷垣達が止めに入る。しかし、そこは実は湖の上だったため、氷が割れ、全員が水に落ちてしまう。凍えながら再度バーニャに入りまたなぜか全裸で暖をとりながら岩息との会話がかわされる。再度スチェンカをするかと問う岩息に杉元達は殺したくないので刺青を写させて欲しい、その後は追手の手の届かない地に逃げて本場のスチェンカでもすれば良いということである。それを聞いた岩息も安心したのか、白石とアシリパさんの目撃情報を与える。

アシリパの消息がわかったところでアシリパサイドにシーンが変わり、トドを狩るアシリパサイド。尾形がトドの頭を撃つも逃げられたのでアシリパが大きな木製の銛?を持って追うところでBパート終了。

Cパートは獲ったトドを解体しながらアシリパが解説を行う。その肉は脂身が乗っているので、すぐに飲み込めないようで白石と尾形は口を脂だらけにしながらしつこく噛んでいるが、尾形はえづいたようで「ヴェっ!」となっている。そして、飲み込んだ後いつものように髪を後ろになでつけながら頭を撃ち抜いたのに仕留められなかったことを少し照れ隠しなのか不思議なのかそんな感じで語る。それを聞いたアシリパはトド肉を頬張り口を脂まみれにし「ヴェっ!」となりながら頭の骨が硬いからとし、大きな相手には頭以外を狙うようにしろと忠告して終わる。

実は、この忠告、この後のフラグだと当然思っているが、まだそれらしいものは出てきていな。原作を読んだ当時、尾形は杉元を想定して人間相手の時のことに応用するとは思うけど、この時点で尾形は杉元は仕留めたという気持ちの方が強かったであろう。心のどこかでもしかするとってあったかもしれないけど。それに、この後のヴァシリとの対決も考えられるが、まだこのときは考えてもないだろう。その後のことを考えると、やはりこの2人、特に杉元との対決、もしくはそこにいないはずの優作さん?と色々思ったりしています。