婚活オジサンの独り言

気ままに駄文を書いています。

家出少女と再開

家出少女と会ってから、色々と気になり、保護活動をしている団体等が周囲に無いかなど、色々と調べてみた。

日本駆け込み寺や最近話題のColabo等というのがそいうのに該当するのだろう。

 

彼女は帰ったのだろうか?まだあのエリアにいるのだろうか?元気なのだろうか?と思い、彼女とあった次の週、少しだけ寄ってみた。彼女の姿は無かった。もう、帰ったのならそれで良いやと思いながら歩いていたら、彼女らしき人が男性と対向車線側の歩道をすれ違って行った。

似ているが…と思ったがその2人は人混みの中に消えて行った。深く追う気も無かったので。その日は早いところ帰ることにした。

 

そして、その翌週、たまたま外出する予定もあったので、やはり気になり公園に寄ってみた。顔や名前ははっきり覚えきれてなかったが、色々特徴が一致する子が公園に座っていた。人が多かったし、人違いかも?と思いながら別のところで休憩していた。

どうなのかな?と思ってたら、突然見知らぬ若い女性が「何してるの?ここでタバコ吸って良い?○円で私とエッチなことしない?」みたいなことを言いやって来た。

「いや、しないよ」「私とじゃいや?」「そんなんじゃなく、自分も若くないし」と攻防戦を繰り広げていると、例の家出少女らしき子は公園から出て行った。

 

まぁ、寒波も来てて寒いからどこか行ったかと思いながら突然やってきた子の誘いも断り、公園にいる人を観察していた。もうう少ししたら帰ろうかと思っていたら、また家出少女らしき子が戻ってきた。食べ物を買いに行っていたようだ。

後で話しかけてみるかと思っていたら、色んな男性が彼女に話しかけて来る。立ちんぼと思って話しかけてきている風な人や、彼女と以前に会って事情を聞いたと覚しき男性も話しかけていた。

断片的に聞こえて来た感じだと「心配した」「弁護士さん」「○○(彼女が得意というもの)頑張ってね」「気をつけてね」みたいなことを言っていた。彼女は調子が悪いのか、顔を手で覆ったり、伏せてしまったりして何か拒絶している風にも見えた。

人がいなくなったので、話しかけたら「今日は待ち合わせでここにる」ということだった。しかし、まだ時間的にも余裕があったので、色々聞いてみたら、その後結局怖くて家に帰れなかったということだった。

その間、以前聞いた様な感じで過ごしていたらしいが、あきらかに心身に来ているようだった。元々浮き沈みがあるからと言いつつも、何でこんなことにという後悔の念等も垣間見えた。

家に帰ることができればそれに越したことがないが、帰らない場合、もっと今と違う方法で住み込みでどこか働ける場所を探すとか、心身に負担が来ない方に抜け出せないかとか、そこの日本駆け込み寺とか行ってみた?とかスマホで見せながら話をしていたら、「何でこんなになっちゃったか…何とか人気がない場所に行かないとか、色々と危険には気をつけているが、万が一のため、アフターピルとか手に入れる相談とかできないだろうか?」といった旨の質問が出てきた。

「詳しく無いが、Colaboというところがあって、最近色々と取り沙汰されているから勧めていいのかわからないが、ここは特に家出少女向けに活動しているようだ。ピンクの…」というと、知っていた。見たことがあるらしい。

よくワゴンを駐めて活動をしているので、それを見たようだ。その日は来ていなかったので、事務所とか行って相談出来ないのかな?と思い検索してみても、よく場所を掴めなった。

そうこうしていると、待ち合わせ時間が近づいて来て、早く来たら何だから待ち合わせ場所に戻りたいというので、話を終え、また分かれた。

寒波が来ており悪天候でもあるが、彼女はその後どうなったのだろうか?何事も無く家に帰るなり、保護の専門家経由等で今の環境より良い方向に行ってくれることを願うばかりなのですが…。

こういう家出少女と偶然話をする機会ができて調べてみたけど、公開捜査になっていない子は、表に情報が出てないので、親御さんが捜索願いみたいなものを出しているのかもわかんないんですね。どことなく「親が私を心配しているか、していないか」というのは、子ども中では一つ大きなポイントなんだろうけど、家出をして連絡手段も無く、一人でいる子には知るすべも無いんだろうな…。

社会人になって毒親と距離を置いて過ごしている人は何人か見たけど、こうやって自称ではあるけど家出してうずくまって過ごしている子を見たのは初めてで、ショックだし、衝撃的だった。