婚活オジサンの独り言

気ままに駄文を書いています。

アニメ「ゴールデンカムイ」3期4話(28話)不死身の杉元ハラキリショー 感想

 大まかな内容

今回は、麝香鹿を見つけたアシリパ達から物語がスタート。キロランケが特徴を説明し、尾形が撃つ。そして、あまり食べられる場所が無いが、麝香腺をとり、それが売れるということで、麝香腺の説明をする。そして、キロランケからウィルクが初めて狩った動物が麝香鹿で、樺太アイヌの子供がつけているホホチリを外したエピソードを聞き、自分もアチャ(ウィルク)からホホチリをつけられたことを思い出す。

そして場面は変わり、豊原となる。チカパシと谷垣が2人で歩き、チカパシがエノノカにホホチリをつけてもらった話をうする。そして、杉元達は刺青人皮を入れていた飯盒をひったくった少年を追っていた。その少年が馬曲団ヤマダ一座の軽業師であったこと、山田座長がハラキリショーをやっていたことから、杉元一行は一緒にサーカスをし、不死身の杉元がハラキリショーをやるという話題を使って新聞に取り上げられることで、アシリパに存在を知らせようとした。

そして、一座に加わり、軽業師の才能があった鯉登は軽業の練習を。軽業師の素質はないけど、ハラキリショーをする杉元はハラキリショーの練習、軽業師の素質も無くハラキリショーもやらない谷垣と月島は少女団に混ざって踊るということで分担される。そして、少女団の振り付けの先生、フミエ先生に叱られてばっかりでうまく踊れない谷垣は泣いてばかりで、月島や少女団のメンバーに慰められる。そして、紅子先輩はこの公演が最後になるのでとさらに谷垣を元気つける。

いざ本番になると、鯉登は綱渡り中に月島のしかけた鶴見中尉の写真を見つけて取り乱すが、観客には大受け。谷垣は上手く踊れてフミエ先生に褒められて喜ぶ。そして、杉元のハラキリショーの時、鯉登は先程の鶴見中尉の写真は杉元の仕業と思い仕返しにハラキリショー用の刀身を本身にすり替えていた。それで実際に肌がきれたことで杉元も気がついたがショーを継続。いざハラキリのところでロシア軍?当局?の3人が現れたことで杉元はすかさず2人を倒し、逃げようとする1人を月島が殴り生け捕りにし、話を聞き出す。どうも、山田座長が情報将校であり正体がバレたことで来たということのようだ。それを聞いたフミエ先生がハードボイルドな感じに三流スパイと山田座長に言いながら生け捕りにしたロシア人を始末し、3人まとめて埋めるようにいう。

夜が明け、紅子先輩と谷垣は別れを済ませ、月島が新聞を確認すると小さいながら記事が載っていた。「不死身」が「不痔身」という誤字だったので杉元は暴れていたが。

また、山田座長の情報から得た情報でキロランケ達はパルチザンと合流すると考え更に追う事を考える。そして、杉元は新聞に載ったことでアシリパの目に入ったであろうと思ったがアシリパは白石の野糞を見つめていたというオチで終わる。

 

感想

今回は徹底的にギャグ回。前回の月島、鶴見中尉、いご草ちゃんの重たいエピソードとの温度差に風邪をひくほど。

不評だったキロランケの胸毛は丁寧に描かれていてちょっと話題みたいですね。

あと、鯉登の投げ接吻も好評みたいです。そして、ゲンジロちゃんがとにかく少女団に混ざって上手く踊れなくて大泣きしたりして可愛かった。原作でもあった謎の首も膨張も面白かった。

フミエ先生と紅子先輩もいい感じでした。

ファンの間でもちょっと話題になってますが、OPには人斬り用一郎がいるけど原作の話数を飛び越してしまったので、もうやらないのでは?単行本付録のDVDとかになるのか?と気になる人も多いようですね。感覚や記憶が幕末の頃に戻り、用一郎も土方も若い状態に切り替わって行く様子、利用されたと絶望する様子、最後にシーンなど印象的な部分も多くいい話なのですが、アニメ本編でやれないのであれば何かで観られるといいですよね。内容的に樺太編の時の土方組のお話はやりにくいのかな?

来週からアシリパ達が国境を越える話になるようなので、暗躍する鶴見中尉や国境近くで見張っていたロシア兵ヴァシリと尾形の狙撃対決などどうなっていくのか楽しみです。