婚活オジサンの独り言

気ままに駄文を書いています。

ゴールデンカムイ 260話「死守」 感想

大まかな内容

月島軍曹がアシリパ達がいる場所にたどり着く少し前の状況からスタート。

月島軍曹を呼ぶ鯉登少尉の背後にビールの海から海賊房太郎が姿を表す。そして、鯉登少尉をビールの海に引きずり込んでしまう。

現場に駆けつけた月島軍曹はアシリパから鯉登少尉がビールの海に引きずり込まれたことを伝えられる。そして、意識朦朧としながら逃げようとするアシリパを確保しようとしている時にビールの海から水音が聞こえ、鯉登少尉がいることを察知する。

鯉登少尉は海賊房太郎に絞められ、危険な状態。そのため、アシリパ確保という任務よりも鯉登少尉の救出を優先してしまう月島軍曹。

それでアシリパと海賊房太郎がそれぞれ逃走する。鯉登少尉は月島軍曹が任務の優先を注意する。

アシリパは何とか逃れられたと思ったが、二階堂に見つかり捕まってしまう。そこに鶴見中尉とその配下の兵士、鯉登少尉、月島軍曹が合流し、アシリパ確保、死守をして現場から去ろうとする。

海賊房太郎は再度杉元に見つかり、杉元が斬りかかる。

白石、門倉達が戻らないと案じる土方組。ビール工場が倒壊を始め門倉は土方のお供ができないことをわび、意識を失う。そして、外では門倉を案じるキラウシであったが、凶運の持ち主である門倉はビール工場の倒壊の衝撃等からうまい具合に外に放り出され、土方組の近くの布団に包まれてビールを飲んでる夢を見ているかのような寝言を言いながら終わる。

 

感想

前回の終わりに月島がアシリパ確保という任務を優先するのか、鯉登少尉救出を優先するのか気になりましたが、最初はアシリパ確保しかけてましたが結局鯉登少尉救出を優先しましたね。やはり、樺太編で鯉登少尉やスヴェトラーナ、いご草ちゃんの記憶などから人間らしさが戻ってきているのでしょうか?杉元がアシリパさんと接することで人間らしさを戻してきている様に。

アシリパさんは何とか逃げられたと思ったけど、行方のわからなかった二階堂に捕まってしまいましたね。ある程度正気になってましたが。そして、まさか、義手に仕込まれた箸が役に立つことがあるなんて思ってもなかったです。

宇佐美を失って機嫌が良くないのか、二階堂が「杉元が生きていた」と報告してもそっけない態度であったし、鯉登少尉が報告をしてもそっけない態度であったことがまた鶴見中尉の不気味さを強調していた。

そして、鯉登少尉が鶴見中尉を前に薩摩弁を出さずに普通にしゃべれたことで鶴見中尉への気持ちが離れていることを悟られたと思ったのか鯉登少尉もハッとするが、鶴見中尉の代わりに手を汚す役の月島軍曹が怖い顔で鯉登少尉の方を見ていたのが印象的だった。これがどう動くのか?鶴見中尉的には泳がせておくのか?試す様な行動に出るのか?鯉登少尉と月島軍曹は鶴見中尉のもとにいられるのだろうか?戦うことになるのか?など気になりますね。

海賊房太郎は前回に続き、今度は月島軍曹に脇腹を銃で撃たれてますが、まだ元気に動き回っている。かなりタフですが、再度杉元が襲いかかってきたことでどうなることやら?

そして、有古や夏太郎。キラウシ質を久しぶりに確認できたと思ったらビール工場が大崩壊を起こしてしまう。企業のイメージとして倒れる、壊れるとかはご法度にする企業が多いだけに、寛大だと驚いた。また、その倒壊に巻き込まれた門倉がピタゴラスイッチかのように外に出され、布団にくるまり、枕元に瓶ビールがある状態(寝酒のような感じ)になって寝て終わるという壮大なオチにすべてを持っていかれた様な印象。

あと、杉元を助けに行った白石はどうしたんでしょうね?

公式ファンブックが発売されましたが、実は某密林で予約をしたら発送がまだなので、中を見れていないという残念な状態。届くのを楽しみにするのみ。