婚活オジサンの独り言

気ままに駄文を書いています。

ゴールデンカムイ 256話

 

 前回、振り向きざまに尾形が撃った銃で腹部を撃たれた宇佐美は階段下に転がり落ちる。そのすきに銃に弾を込め、立ち上がった時には宇佐美はいなかった。

既に外に出て鶴見中尉のもとへ馬に乗り移動をしていた。

外の様子を尾形が見ると、別棟?で杉元がちょうどジャックを刺した影響でジャックが外に落ちたときであった。

その側を馬で移動する宇佐美を見つけた尾形がすかさず狙撃し、見事命中、落馬する。その時偶然鶴見中尉によって抱きかかえられる。

尾形は見事狙撃できたことで、狙撃手として完成したと喜び、右目に巻いていた包帯を外すと江戸貝くんが作った鶴見人形に使っていたような義眼がはめ込まれていたが、勢いよく飛び出してしまっていた。

鶴見に抱きしめられた宇佐美は門倉から奪った刺青の写し等を渡し、門倉の背中を見て気づいたことであろうか、何か言おうとしてるところで会話は止まっている。

そして、宇佐美が鶴見の顔を撫でて小指が唇付近に来た時に鶴見は宇佐美の小指を食いちぎり新潟弁で宇佐美を下の名の「時重」予備で時重君とはこれでずっと一緒だと言う。それを聞いた宇佐美も鶴見の下の名「篤四郎」予備で性的な意味だろうけど、イッてしまうという。そして、鶴見の表情は隠れてわからないが、宇佐美は尾形が言う鶴見にとって「安いコマ」なのか自分が息を引き取るタイミングで確認をするかのように鶴見を見ながら息を引き取る。

その一方でウエジは消火活動中の消防隊からハシゴを奪い、煙突に登り、そこで大勢の人がいるところで何かをやろうと企んでいるが、そこで終了。

 

宇佐美の最後の時に鶴見はあえて組織の上下関係でなく同郷の友人として新潟弁でしかも下の名で呼び気持ちを掴むところがこの人の怖くもすごいところですね。人の心をあの手この手で掴んできただけのことはあるかな。

また、宇佐美が事切れたことを確認した鶴見が宇佐美に対しする行動をどうするのか?また刺青人皮争奪戦に絡んでどう動くのか気になるところです。そして、鯉登月島コンビ、菊田有古コンビ、二階堂と第7師団の面々との関係も変化が生じてくるのでしょうか?

 

宇佐美が思いの外あっさり退場になってしまったけど、キャラが濃かった分、びっくりした。キロランケ、家永、谷垣、チカパシ、リュウ、宇佐美と主要キャラの退場ラッシュが始まっていて、それぞれが最高な終わり方をしている。他のキャラもそれぞれの物語を終えるのか気になるところです。