婚活オジサンの独り言

気ままに駄文を書いています。

アニメ「ゴールデンカムイ」3期5話(29話)国境 感想

 大まかな内容

移動距離を稼ぐために犬ぞりを借りて一気に北上したキロランケ、尾形、白石、アシリパのグループ。しかし、お金が無くなって来たので狩りでもして稼ぐかという話になる。樺太アイヌの住む地域からウイルタ族が住む地域に入り、ウイルタ族の棺を見かける。そんな時、尾形がエゾ鹿と勘違いしてウイルタ族が放牧していた飼いトナカイを撃ってしまう。それで詫びとしてトナカイ狩りをし、国境越えをするのに手伝って欲しいとお願いする。

ウイルタ族はキロランケが頼む様にロシア国境側へ橇で運ぶ。しかし、小樽の鶴見中尉はロシア側にロシアにとってはお尋ね者であるキロランケ達が国境を越えようとしていることを伝えていた。そこで、ロシアの国境警備にあたっていたヴァシリが日本の歩兵銃を狙って狙撃をする。しかし、偶然尾形が持っていた銃を持っていたウイルタ族のアンマー(お父さん)が撃たれる。スキを突いて尾形がヴァシリと共にいたロシア兵を撃ち隠れる。アンマーは大怪我を負ったが命に別状はなかった。

その後、尾形が日露戦争の延長戦だと一人移動する。また、ヴァシリも負傷したロシア兵を置いて移動し、狙撃者同士の心理戦が始まる。

また、キロランケも様子がおかしかった。しかし、負傷したロシア兵が「ユルバルス」とつぶやきキロランケの指名手配書を見せる。

 

感想

冒頭の白石のギャグ要素、前回のサーカスから一変。

ウイルタ族の生活等が紹介される。

撃たれたアンマーを泣きながら助けようとする息子の叫び声が辛かった。

ここで初めてキロランケが元々何者であったのかが断片的でありながらも明らかにされた。鶴見中尉はどうやってキロランケのことをロシア側に伝えたのかな?と思ったけど情報将校なので、日本側の国境警備兵もしくはロシアに潜伏にしているスパイ辺りを使って伝えたのであろう。そもそも鶴見中尉はキロランケが何者なのかを知っている訳だけど、それはどうして?ってのはまた後で明らかになるのだろう。

尾形とヴァシリの手練れ狙撃兵同士の心理戦とでもいうか、優秀な狙撃兵であるならこうするはずだという考えを巡らせながらひりひりとする読み合いが淡々と進みながらも引き込まれるものがあった。

決着は次週への持ち越しなので、その後がまた気になる所。

人斬り用一郎の話はやはりできないのかな?

 

そういえば、公式ファンブック「探求者たちの記録」の表紙ビジュアルが公表されてましたね。どんな内容になるのか楽しみです。