ウルトラマンZ 19話「最後の勇者」
大まかな内容
突如ベムスターが飛来。ヨウコはキングジョーストレイジカスタム、ハルキはウィンダムに乗って戦うが苦戦。
ハルキはウルトラマンZベータスマッシュに変身しようとメダルを取り出すとウルトラマンエース(A)のメダルが何かに共鳴してるいるかのような異変が。
そうこうしている時に空にヒビが入る。ヘビクラ(ジャグラスジャグラー)とベムスターは何かの気配を察知。ベムスターは怯える様に逃げてしまう。
警戒にあたっていると、ウルトラマンZ側からハルキはヤプール人、超獣、ウルトラマンAの話を聞く。
そして、空のヒビから殺し屋超獣バラバが現れる。バラバはエースのメダルの影響でウィンダムをエースに見間違え、突如襲いかかってくる。ヘビクラが言うにはヤプールの残留思念が実体化したものであるという。
キングジョーも全く歯が立たず、ハルキはデルタライズクローに変身し、戦うがすぐにベリアロクを弾き飛ばされ超獣に圧倒される。力が尽きかけ、Zはデルタライズクローの状態から通常形態に戻り倒れてしまう。バラバがZのトドメを刺そうとした時にAが飛来。Aの戦いを見て再度ハルキとZは立ち上がりベータスマッシュに変身。久しぶりのZランスアローを持って参戦する。
戦いの最中、AはZを見てウルトラホールに気がつく。そこでウルトラホールにエネルギーを集める様に指示をし、時間稼ぎをする。エネルギーが溜まったところでAもZのウルトラホールにエネルギーを注ぎ、スペースZをZが放つことでついにバラバを撃破する。そして、自分に眠っていた新しい力に驚くZを見たAは立派になったと関心し、その名の由来が知らされる。その後、2人が飛び立つ時、ZがいつものZ飛びをした後、AがZの一部の上を飛ぶことでAの字を形成して去っていく。
ZとAが去り、ユカがバラバの頭部にあった剣のような武器に興味を持ったところで終わり。
感想
街の人は怪獣やロボットに慣れてのか、すぐに撮影をしたりしている所が今の時代っぽい。
デルタライズクローから通常形態に戻った時、ベリアロクが自然に消えたので、ベリアロクってデルタライズクローの時じゃないと使えないってことですね。
ロイヤルモフモフゴールドの看板が気になる。
7GERというお店の看板、セブンガーってことかと今更気がつく。
手前にお店などがあり、奥の方でウルトラマン達が戦い、手前のお店側で野次馬が騒ぐのは、タイガのニセベリアルと戦った時にもやっていた手法ですね。
Aがアドバイスをしながら戦うのが良かった。
Aは光線技が得意としているようで、様々な技を出しながら戦うのが興味深かった。特に、盾を出し身を防ぎながら光線を撃ちつつ間合いを詰めて行く所が機動隊か何かみたいだった。
バラバが頭の剣を振り回してる時、画面がくるくる周りながら戦う様子が映されるのは、ジードが来た時の応用版かな?少し三半規管の弱い人だと酔いそうではあるかな?
Zのウルトラホールって普段は閉じているんですね。そこをアニマル浜口さんの「気合だ!気合だ!気合だ!」ばりにやると一緒に開いて行くのが面白かった。
Aが時間稼ぎ中にヤプールに言われた「勝った者は負けた者の怨念を背負って生きる」という話をし、エースは「それでもウルトラマンは戦い続ける」とハルキとZの決意にも通じる話をする所が熱かった。
新技スペースZって砲丸投げスタイルなのかな?
「ヤプール死すとも超獣死なず」って板垣退助が言ったとされる「板垣死すとも自由は死なず」のやつかな?
ジャグラーの「バラバがバラバラ」って突然の闇のオヤジギャグは、緊張感が解けたからなのかな?バラバはある程度知識を持ってるみたいだけど、Aについては名前くらいしか知らないって感じの反応でしたね。
Aがアルファベットの最後のZを付けた理由として地球に平和をもたらす最後の勇者になって欲しいという願いが込められていたというのが何とも胸に来る。
AtoZとして戦いの最中も終わったあとも先輩が後輩に色々と積み上げたものを託していくようで、ウルトラマンの歴史、円谷プロの歴史、特撮の歴史をこの物語に込めたようで素敵な気持ちになった。
ユカはバラバの頭の剣のようなものに興味を持っていたけど、回収して何かに使う気なのかな?