ひとりキャンプで食って寝る 7話
今週の「ひとりキャンプで食って寝る」7話は健人回でした。
同僚の付き合いで行った飲み会で知り合った早希とひとりキャンプが趣味ということで意気投合し、キャンプデートをすることになり出かけるところから始まる。
家を出る時にりえ子さんの置いて行った赤い靴が目に入り気まずくなったようだが、家を出ていき振られたんだから気にすることもないんだろうけど、そこが振られた男の切ないところなのであろう。
一緒に料理をしたりしながら楽しそうな時間がすぎる。いい感じのようにも見えるが、キャンプスタイルの違う二人が初めて一緒に作業するからくる噛み合わなさも感じる。健人は人見知りしなくて男性とも女性ともすぐ仲良くなれる羨ましい性格をしている。
その後、河原?で賽の河原かのように石をつみながら早希さんが振られた話をしていく。よく結婚願望のある女性がかけをする話を思い出した。りえ子さんももしかしたら、健人にそのような思いでかけてみたけど、健人が気が付かずに家を出ているのかもしれない。
その後早希さんが酔い潰れて健人は一人飲み直すことに。
酔い潰れた早希さんに寝袋をかけたり、姿勢を変えさせて髪を払ってテントを締めたりと細かいところに気が利く健人。早希さんはそういうのを期待していたんじゃないような気もしなくもないけど、無防備過ぎて大丈夫か?って気もしなくもなかった。
翌朝もカップルがはしゃぐ姿に目をやりながら羨ましそうに眺める早希さん。そういうキャッキャしたものもしたかったのだろう。健人とやたら写真や動画を撮ったりしていたし。
その後、早希さんは途中で銭湯だかに寄って帰るということで途中で降りていった。健人の車が近づいた時に振り向いたけど、虚しくも逆方向に曲がって去っていった。そのあと、やけくそみたいにザ・ハイロウズの「日曜日よりの使者」(健人が来る時の車内でも歌っていた)を歌いながら歩いていく。
後日、早希さんはキャンプで撮った健人の動画を送ったきり健人との連絡を断った。
いい人が別に見つかったというよりも、切ったのだろう。前彼を試したように、石を積んで蹴飛ばした時、酔い潰れた時、最後の銭湯に行こうとしたときと賭けに出ていたのだろう。最後の銭湯の所はもうほぼ切る気が強かったと思われるが…。
私も試されることあるのですが、気が付かなかったり、フカヨミしすぎて失敗して今に至っておりまする。何であんなに試したがるのでしょうね?
さて、脱線しましたが、健人は紳士的で女子力高いみたいだけど、鈍いというよりはりえ子さんへの思いがずっと引っかかったまま吹っ切れず、煮え切らない感じなのだろうな。
Twitterでも触れている人いたけど、男の絶妙な感情みたいなものかな。早希さんもそうかもしれない。ある程度共通点もありながらも残念な結果だった。健人はこのままりえ子さんが戻って来なければズルズル一人を続けるけど、早希さんは近いうちにまた別の人と結ばれるのでしょうね。
どことなく、りえ子さんの健人への隠れた思いを早希さんが代わりに伝えていったような気もしなくもなかった。
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