機動武闘伝Gガンダム 45話
東方不敗、マスターアジアとドモン・カッシュが最後のガンダムファイトを行う。
その頂上決せに見入る者たち。
また、デビルガンダムを失い怒り狂う東方不敗、兄を失い激昂するドモンがぶつかり合う。
そして、東方不敗はなぜこの様な行為に至っているのかと戦いながらドモンに語る。それはもうシャアがアクシス落としをするような、思いつめた末の発想の展開のようなもので、地球再生のためには人類を地球から無くすというものであった。
しかし、ドモンは人間も地球から生まれた生物であることを語る。それを聞いた瞬間、東方不敗はドモンがとても大きく見える。
そして、最後の勝負に両者の石破天驚拳がぶつかり合い、東方不敗は押し負けてシャイニングフィンガーのヒートエンドを食らう。その時、武闘家の師匠として師匠を超えたバカ弟子に満足したかのように「それでいい」とつぶやく。
そして、先代シャッフル同盟達が迎えに来たのか、宇宙空間で一人戦い続け、地球の興廃に絶望し、狂気に走った事に気がついてやれなかったことを東方不敗に詫びる。
その後、海岸に倒れている東方不敗をドモンが抱きかかえ、暁を迎えながら武の考えみたいなもを二人で叫んだあと、満足げに東方不敗は絶命して終わる。
悲しいのだけど、その後の目薬のCMが面白くて良くも悪くも涙を引っ込ませてくれた。
石破天驚拳を教え込む時もそうだが、東方不敗はドモンをデビルガンダムの生体ユニットとして取り込むという目的と武道家としてドモンを完成させる目的とが同居していて、矛盾した行動に出るところがなんとも言えなかった。体の衰えなどもあってなのだろう。またそういうんが、年を重ねてから見た自分にはまた突き刺さるものがあった。