朝、ラジオ体操が放送される時間帯に外を歩いていると、ラジオ体操をしている光景をよく目にします。そして、夏休みになると、地域の子供達も参加したりしますよね。
小学生の頃、眠い目をこすってラジオ体操に行っていたという思い出がある人も多いはず。私の地域はその地域の当番になった家の子供が出席した地域の子供達のラジオ体操カードにハンコを押していたと記憶しています。
今年度から勤務地なった職場まで行く途中でもラジオ体操帰りの子供が首にカードをぶら下げたまま公園で遊んでいたり、と微笑ましいです。
そんなラジオ体操って、どんな歴史があるのか調べてみると、以下のような経緯をたどっています。
初期の歴史
- 1928年:ラジオ体操の歴史は、昭和天皇の即位を祝う形で始まりました。NHK(日本放送協会)がラジオ放送を通じて、全国に広めるために企画されました。
- 初代ラジオ体操:当初のラジオ体操はアメリカのラジオ体操を参考にして作られました。保険会社が健康促進のために行ったキャンペーンが元になっています。
戦中と戦後の発展
- 戦時中の中断:第二次世界大戦中、ラジオ体操は中断されました。しかし、戦後すぐに復活し、再び全国的に広まるようになりました。
- 1946年:戦後の混乱期に、復興と国民の健康を願って再びラジオ体操が始められました。
現代のラジオ体操
- 1963年:ラジオ体操は「新ラジオ体操」として改訂されました。より多くの人々に適した内容に変更されました。
- 現在:現在でも、ラジオ体操は学校、職場、地域の集会など、さまざまな場で行われています。毎朝NHKのラジオやテレビで放送され、多くの日本人が参加しています。
ラジオ体操の特徴
- 簡便さ:短い時間で誰でも簡単にできるように設計されています。
- 普及度:日本全国、さらに海外の日本人コミュニティでも行われています。
- 健康効果:全身をバランスよく動かすことができ、筋力や柔軟性の向上、ストレス解消などに効果があります。
真剣にやると、結構疲れるので、運動不足解消のためにやるのも良いかもなと思ったりしてます。