ウルトラマンZ 18話 2020年の再挑戦
大まかな内容
街に出現したパゴスが突如消える。それを捜索中にハルキはカオリと名乗る人物と出会う。そして、ハルキがストレイジの隊員であり怪獣退治をしていることを伝えると自分を殺して欲しいとカオリは言い出す。ハルキが戸惑っている時にヨウコから無線が入り目を離した時にカオリは姿を消す。
突如消えたパゴスの他にも人が姿を消す動画がSNSにアップされているということで見ていくうちに共通点に気がつく。どの映像にもカオリが写り込んでいること。そのため、ヨウコとともにカオリを探しに行くが、ヨウコまでも姿を消す。ハルキはヨウコを探している時にカオリを見つける。
実はカオリはケムール人が同化した状態ということで、ケムール人はハルキにウルトラマンと同化しているハルキと同じようなもので、地球時間でいうところの54年前にできなかったことを再挑戦しようとしているということであった。
その後、ケムール人は観覧車に人間を転送する液体を込めた爆弾をしかける。その爆破を止めるべくハルキはウルトラマンZに変身し、戦うが、カオリまでを殺めてしまうために戸惑う。その時、ベリアロクが分離させるためにウルトラマンZに自分を使わせ、見事切り離したことで、カオリ、ヨウコ、パゴス等が戻ってくる。
入院しているカオリを見舞いに行ったハルキは、カオリから昨夜の記憶があいまいなこと、今現在の生活に慣れたいので教えてほしいこと、また観覧車に乗りたいことなどを聞かさてるところにヨウコからの無線が入ったところでウルトラマンにお礼を言って終わる。
感想
ウルトラQの「2020年の挑戦」をもとにしたお話らしい。54年前にケムール人が失敗したのでその再挑戦であるということ。2020年だから思いついたお話なのだろうけど、ホラーチックな物語の展開でした。ウルトラQを見たことがないのですが、そもそもウルトラQがホラーチックなのかな?
ストレイジには54年前の事件がデータベースに残っていて、その時は民間人と警察官が協力して撃退したということでヘビクラが「勇敢なる先人達」と称える。これは、円谷プロや撮影に関わった先人を称えるようでぐっと来た。
カオリが記憶が曖昧で覚えていないとしながらもハルキが無線応答中にウルトラマンに例を言う。これは、覚えてないというウルトラマンであることを隠しているハルキに対する優しい嘘なんだろう。なんだかいい感じの2人なので、何か仲が進展するような後日談とかないのかな?と気になったりもする。でも、ハルキはそういうのに疎いのかな?ヨウコ先輩がおしゃれして帰った時に「あれはデートだな」と言った事があるくらいなので、全然駄目ということではないのだろうけど。
そして、次号ではウルトラマンエースが登場するらしい。ウルトラマンAとZというアルファベットとの最初と最後というのが興味深いです。そして、今回の物語の元ネタウルトラQとうのも。
ウルトラマンエースとゼットの意外な関係がと何やら気になる話があるようなので、その辺も楽しみですね。